Saturday, February 2, 2013

服がないなら買いに行けばいい。iOS向け放置型RPG「服を買いにいく服がない」を紹介する「(ほぼ)日刊ス

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。  放置型RPGの草分け的存在に「」というタイトルがあるが,今回の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介するiOS向けの「」も,それと同ジャンルのゲームとなる。某巨大掲示板のネタとしてよく見かける文言がタイトル名になっているだけでなく,アイコンにはランニングシャツとブリーフ姿の男が描かれているなど,ネタに走った作品と思うかもしれないが,実は意外と遊べるタイトルなのだ。 基本的にテキストのみとなる作品なので,派手さはないが,クセになる面白さがある  「たかしへ。いつまでも引きこもってないで,服でも買ってイケメンになったら?」という,かーちゃんからの衝撃の手紙で幕を開ける本作。プレイヤーはたかしになり,母の言いつけどおり,「ショップ」に行って服を買い,己に眠る「イケメン力」を高め,脱ひきこもりを目指すことになる。  シンプルなゲームシステムも本作の特徴で,買い物に行くショップとフロア(階数)を決めたら,装備品やスキルをセットして,たかしを送り出すだけ。あとは時間が経つのを待っていればいい。このあたりはオーソドックスな放置型RPGといったところだ。  本作におけるショップは,ro rmt,一般的なRPGでいうところのダンジョンに相当するわけだが,「近場のやまむら」や「郊外のジョスコ」,果ては「CAP」や「ビー娘」など,何となく聞き覚えがあるようなショップが用意されているのも面白い。イケメン力が低いうちは「密林の服屋」にしか行けないので,まずはここを探索してイケメンの元となる服をゲットしよう。  用意されている服は,「上着」「ズボン」「アクセサリー」という3種類のカテゴリに分かれており,ショップに向かうときに装備できるのは各カテゴリごとに1つだけとなる。それぞれの服には,イケメン力が設定されており,基本的に手持ちで最もイケメン力が高い服をセットするのが定石だ。  なお,イケメン力が強化された「+1」や「+2」などが記された服もあるので,優先的に装備していこう。  ショップに何度も通うと,そのうち服が余ってくるので,それらはメニューの「タンス」から売却してしまうのがいい。そのお金を使って,各服のイケメン力を高める「強化」が行えるので,こまめに服を売って貯金しておくといいだろう,DQ10 RMT。  ただし,ショップに行ったときにイケメン力が足りないと,ショップの店員から白い目で見られたり,不良に絡まれて装備している服を剥ぎ取られたりすることがあるので,ある程度の服は予備としてキープしておきたい。  ショップから帰還すると,服以外に「奇跡石」というアイテムが入手できることがある。この奇跡石は,スキルを獲得できる「修行」を行うためのもの。スキルには,「イケメン力+10」「ものを買う確率が上がる」「1つ目のフロアで必ず買い物をする」などがあり,役立つものばかりなので,奇跡石を入手したらすぐに習得しておこう。最も少ない奇跡石の消費で獲得でき,イケメン力が+10されるスキル「スマイル0円」をゲーム序盤に取得しておくのがオススメだ。  本作には,iPhoneの「通知」をONにしておくと,たかしの帰還を知らせてくれる機能が備わっているので,これをうまく利用すれば,効率的にショップを回ることができるのも嬉しいポイント。奇跡石をリアルマネーで購入することもできるが,基本的には無料でプレイできるタイトルなので,たかしの脱ひきこもりを手伝ってみてはいかがだろうか。 著者紹介:トリスター/目代将規  ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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