。日本プロボクシング協会(JPBA)公認の本作は,77ジム139選手が実名で登場する。ボクシングゲームとしてはおそらく初となる,実名選手が多数登場するという点も,ボクシングファンにとっては嬉しい要素だ。 ■練習と食事のバランスどりは難しいが■その試行錯誤が楽しい 試合以外のフェーズのグラフィックスには,さほど派手さはない。時間の経過とともに各種のパラメータが変化するの見て,「練習がハード過ぎるかな」「減量の効果で体にキレが出てきたな」などと把握できるようになってきたら,一人前(?)のボクロー2プレイヤーだ ボクロー2というゲームは,プレイヤーが自分の分身となるキャラクターを作成し,トレーニングを積み重ねてプロボクサーデビューし,ゆくゆくは世界チャンピオンを目指すというのが大まかな概要だ。その流れを説明すると,「マッチメイク」「トレーニング」「試合」の三つのフェーズを繰り返していくことになる。 ボクサーの育成に最も大きく関わるのは,当然ながらトレーニングであり,このフェーズでは主に,練習メニューとスケジュールの決定,食事の管理を行う。 強いボクサーにするためにひたすら練習させればいいかというと,もちろんそうではない。疲労が溜まれば練習の効率は下がるし,試合でも十分な力を発揮できないからだ。 そして,ボクシングにつきものなのが“減量”。リミットまで体重を下げるために食事を制限すれば,練習による疲労は溜まる一方だし,かといってお腹いっぱい食べてばかりいると,試合の直前に苦しい思いをさせることになる。 強いボクサーに育てるには,栄養のバランスを考えることも重要で,目指しているボクサーのタイプ(相手の懐に入ってパンチを打ち込むインファイターや,フットワークを駆使して相手と距離をとりつつ試合をリードするアウトボクサーなど)によって,摂取すべき栄養も変わってくる。 体重の変化に気を配りつつ練習と食事を管理し,一人前のボクサーに育てるのはそうたやすいことではないし,だからこそ,ro rmt,自分が育てたボクサーが成長し,試合に勝ったときの喜びは,そりゃあもうひとしおなのだ。 ■ジャンルは「スポーツ&ドラマ」 使い古された表現ではあるが,ほかのスポーツと同様,リネージュ2 RMT,ボクシングは“筋書きのないドラマ”だ。二人のボクサーが,試合に向けてひたむきに練習を積み重ね,リングという華やかな場所で殴り合いを展開する。そして試合が終われば,リングを照らすライトが,勝者と敗者の姿を鮮やかに浮かび上がらせるのだ
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