Thursday, April 4, 2013

極私的コンシューマゲームセレクション:第30回「大乱闘スマッシュブラザーズX」_5

。ところがニンテンドーWi-Fiコネクションのおかげで,比較的容易にその環境から抜け出せるようになったわけで,これは非常に喜ばしい新要素といえるだろう。オンラインゲームサービスとして見ると,実力に見合った対戦相手を見つけるマッチング機能が若干弱いが,そこはフレンドコードのやりとりで,比較的スムースに解決する問題ではある。  ともあれ,男色ディーノ氏のように「ニュータイプであるがゆえに友達がいない」人も,ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用する環境さえあれば気軽に対戦が楽しめるので,ぜひ一度は,スマブラXのマルチプレイを楽しんでみてほしい。ガチで「強さ」を求める人にとっても,極めて刺激的な修行場として機能するはずだ。いや筆者も,家ではかなり強いんですが,ネット対戦ではほとんど勝てなくて……。修行が足りませんね。 ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用すれば,遠く離れた友人や見知らぬプレイヤーとネット対戦が楽しめる。肩を並べなければ対戦が楽しめなかった旧作と比べ,プレイヤーと対戦する魅力がかなり味わいやすくなった。いい時代だなぁ スキのないゲームデザインには「お見事」の一言 久しぶりにゲームらしいゲームを楽しませてもらいました  筆者自身にもそういうところがあるのだが,コアなゲーマーになればなるほど,重厚長大な作品や,DQ10 RMT,グラフィックス/テクノロジー,イノベーティブなシステムなどに目がいきがちだったりする。比較的食わず嫌いはやめようと思っていても,いわゆるカジュアルゲームや,シンプルなアクションゲームなどを「軽いゲーム」と決めつけ,遊ぶ割合が減ってきているという人,結構いるんじゃないですか?  そんな中,これほどシンプルで,これほど盛りだくさんな,ドラゴンクエスト10 RMT,「一人で遊んでも楽しい。みんなで遊べばより面白い」タイプのゲームに出会えたことを,一ゲーマーとしては非常に嬉しく思う。筆者はまだ100時間弱しかスマブラXを起動していないが,それでも,まだ入手していない隠し要素やフィギュア(これはさまざまなモードで入手できる,コレクション要素の一つ)が,山ほどある。まだ使っていないキャラクターもいるし,ホームランコンテストも本格的には研究できていない。それでも,隠し要素のアンロックに躍起になったり,なかば意地になってプレイしているわけではなく,純粋に楽しく遊べているのだから,その魅力には心底関心してしまう(重厚長大なRPGだって,50,60時間も遊べばクリアできるし,続けるにしても惰性に陥りがちだというのに……)
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